WETな備忘録

できなかったときの自分を忘れないように

夏休みの宿題

空の青さを知らず

南米での2ヶ月の仕事を終えて、日本に帰ってきた矢先「また行って。なる早で」と言われ、なるほどね、となりながら今話題の映画『空の青さを知る人よ』を観た。絶妙な伏線回収や大胆などんでん返しがあるわけではなく、テーマ自体もまあよくあるもなのだが、…

30歳から見た働くという景色

正月に実家に戻って、妹と電車に乗っていた。妹に「就活してるときって、最初からプログラマーしたいと思っていたの?」と聞かれた。年の離れた妹は、今まさに就活中だった。僕は、ある程度はそうだ、何かしらのクリエイターになりたかった、的なことを言っ…

ドイツでプログラマとして働いて半年がたちました。

と、いうやつを8月末に書こうと思ってたらもう12月がすぐそこまで来ている。 人生設計とか考えるのがしゃらくさくなり、と言えば格好はいいんですが、何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安と向き合うことに疲れて、ビールとソーセージが好きだという理由…

2015夏の終わり、LiSAは僕を「ずっと覚えている」と言った

愛すべき後輩が死んだ*1のはまだ寒さの残る3月のことだった。特別仲良くはなかった彼の死は、僕にとっては非常にショッキングな出来事で、死というものを、決してセンチメンタルな方法ではなく、いたって無機質にそして深く考え始めるきっかけとなった。 彼…

3年目から見た「働く」という景色

朝起きてシャワーを浴びる。歯を磨いて家を出る。 僕だけじゃない、みんな今日も「働く」。 街行く人ひとり一人に「なんであなたは働くんですか?」と、 心の中で密かに問いかけている。 誰も答えてはくれない。 生きる手段としての「働く」 就活のとき見て…

2013夏も過ぎ、串田アキラの歌を聞け

わりと自分の事を「不屈」とか「反骨」とかの人間だと思っていたが、どうやらそうじゃないってのが最近の感想です。 僕のモチベーションは「不屈」とか「反骨」とかではなく、「優越」とか「賞賛」とか、そういう哀れなほどギンギンに滾った「エリート意識」…