このエントリは、アニソンDJ Advent Calendar 2017 - Adventarの24日目です。
毎年、アニメオタクや声優のライブなどの趣味を同じくするオッサンたちが年末に集まって忘年会をして、そのメインコンテンツがオッサンたち自身によるアニソン中心のDJだったりする。かわるがわる、5時間ぐらいやっている。「DJなにそれ」という気持ちもありつつ、なんかDJやったことないおっさんがその忘年会で初挑戦する、みたいな風潮があり、今年は僕がそのおっさんとなった。結論から言うと、たいせつなことはひとつだけ。
「楽しんだひとが優勝」
ということだと思う。これ1番だいじなので、以下、読まなくていいです。
DJ is 何
「そういうのはいいから、とりあえずコントローラ買おう」と言われ、具体的にDJというものが何をするのか分からないまま、初心者用のDJコントローラを買った。DJコントローラとは何かすら、この時点では理解していない。
Pioneer DJ パイオニア / DDJ-RB DJコントローラー
- 出版社/メーカー: PIONEER
- メディア: エレクトロニクス
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「レコボっていうソフトウェアのコードもついてくるので、ちょっとはじめてみるなら、絶対これがいい」と言われ、アッハイ、そうなんですか、としか言えなかった。購入後に判明するのだが、「レコボ」というのは、rekordboxというPioneerが作ってるDJ用のソフトウェアで、つまりこのコントローラのメーカー謹製のやつ。
アマゾンで買って、届いて、開封して、おおっ!と一通り感動したけれど、まーったく使いかたが分からん。というか、何をどう使って、何が起きるのかすらわからん。ので、友人DJ諸氏を家に招いてラーメン奢ったりすることで、レクチャーしてもらったりした。
DJ入門講義を受けた pic.twitter.com/kf2bWOOgBV
— エロリツイート先生 (@otiai10) 2017年10月30日
— エロリツイート先生 (@otiai10) 2017年10月31日
DJ @tarox 氏によるDJ講座を受けてるなう pic.twitter.com/9WUbHlDAFV
— エロリツイート先生 (@otiai10) 2017年12月8日
DJがやってること
何度かレクチャーを受け、自分でも練習することで、具体的にDJコントローラで何ができて、DJというひとが何をしているかを知ったので、それを主観でまとめますと、
- DJコントローラは
- 複数の曲を、あるいはフロアへ、あるいはヘッドホンだけに、流すことができる
- したがって、今フロアに曲を流している間に、次の曲の準備をすることができる
- リズムや音程、音の高低を分けて音量を調節するなどができる
- これを駆使して、DJというひとは
という印象です。まったく知識も経験もゼロから成長の記録は、当該アドベントカレンダーにて事細かに記録しておりますので、ご笑覧いただけると幸いです。
費やすのは「やる気」ではなく「時間」
「いやぁ〜僕には無理だよ〜」と何度かチキったが、友人DJは終始「練習すればいけるよ」「練習あるのみだね」と繰り返した。
この歳になって新しい趣味をはじめるのは、わりと勇気がいる。人前に晒す、披露することが想定されるものならなおさらである。
だけれども、若い頃、新しく何かをはじめるのはそんなに怖くなかったはずだ。極端な例で言うと、たとえば中学生のとき新しい部活に入るときなどを想像したら、そんなに怖くなかった。むしろ、ワクワクというか、期待感すらあった。
この差はなんだろうか、端的に「やる気が無い」とか「怖い」とかじゃない気がするんだよなあ、と考えていたんだけれど、どうやらそれは
「費やす時間が無い」
ということなのではないかと思う。ある程度、時間を費やせば、ある程度は、上達するのは明白なのであるが、我々社会人には、時間が無いのである。「いやぁ〜僕には無理だよ〜」と僕が言う心理の裏には、「ある程度の上達を得るまでに投資する時間は無いよ」「時間を投資する気はないよ」に似た思考があることに気づいた。
逆にですよ、逆に、そんなに時間無えかな、っていうとそうでも無いわけです。朝、シャワー浴びたあとダラダラとツイッターする時間や、家帰って手も洗わずにダラダラとツイッターしてる時間など(ツイッターしすぎでは?)を考えれば、そんなに無いことはない。ちょっとDJコントローラ触るぐらいなら毎日できるはずなのだ。
これはつまり、僕達社会人にとっては、「毎日の時間を何に配分するか」ということが、何かをはじめる・ある程度上達することの主要因であるということでもあって、ぶっちゃけ「やる気」関係無い。ぶっちゃけ「やる気」は関係無い。大事なことなので二回言いました。
何人かいる僕の師のひとりである楠浦さんもこう言っとる。
毎日15分。週に一度は数時間。守ってますか? #edison_univ
— 楠浦崇央/「発明塾」塾長 (@kusukusu105) 2012年10月23日
これホンマ、マジだから。(語彙)
成果物
以上の知見をふまえ、その忘年会での成果物が以下になります。2017流行り物を中心に集めました。ご笑納ください。
小生の2017年は、なんだかんだで良い年でした!皆様に於かれましては、2018年も、良いお年を!!
WETな備忘録として
余談
人によってタイプはあると思うんですが、何事も学習するときって
— エロリツイート先生 (@otiai10) 2017年11月12日
1. 最小限のアウトプットできるようになる。
2. (恥ずかしさを押し切って)公に進捗を晒す。
3. フィードバックをもらいつつ、継続する。
これに尽きると思ってる。少なくとも僕はそういうタイプだ。たぶん絵もそう。