WETな備忘録

できなかったときの自分を忘れないように

2015年、やりたいこと100個

去年は

こういう風に抱負を決めた

去年はいろいろなことがあり、決して「一年は短いなぁ」とは感じなかった。今年も、いろんなことがある年にしたい。今年は、これを参考に決めた

以下のことを心がけた

  • 思いついたままに書く
  • 優先順位やバランスなど一切考えない
  • できるできないも(なるべく)考えない

2015年、やりたいこと100個メモ

(優先度順ではない)(恥ずかしいところはふせじ)(やったら打ち消し線)

最終更新: 2016/01/01

  1. 沖縄の美容師さんに3500円返す
  2. 徳島にもっかい行く
  3. 副収入を得る
  4. TOEICを受ける
  5. Androidアプリをリリースする
  6. iOSアプリをリリースする
  7. OSSにコミットする
  8. 本を36冊読む
  9. 技術書を1冊以上読む
  10. 文芸書を1冊以上読む
  11. 雑誌を1冊以上読む
  12. 彼女を作る
  13. 海外旅行に行く
  14. マルフォイとベルリンで焼肉を食べる
  15. まえかつさんと東京で寿司を食う
  16. 外人の新しい友達をつくる
  17. 仕事で、バグの無いリリースをする
  18. 貯金をXX万貯める
  19. 岡崎(安城)のおばちゃんに会いに行く
  20. 祖母に月2で会う
  21. コンビニ立ち読みをやめる
  22. 川名さんに会う
  23. プルさんに会う
  24. おーひださんに会う
  25. 体重80kgを切る
  26. (削除)ベンチプレス100kg × 5 あげる
  27. (削除)スクワット 150kg × 5 あげる
  28. 年収XXX万を超える
  29. 朝起きてまず立って水を飲む習慣をつける
  30. 25時までに寝る習慣をつける
  31. 洋服は2着買う習慣をつける
  32. 出勤にタクシーを使うのをやめる
  33. 自転車に乗る
  34. パブリックな場でプレゼン or LTをする
  35. 麻生川先生に会う
  36. 久保田先生に会う
  37. 尾崎先生に会う
  38. 石関先生(生きてんのか?)に会う
  39. 地元の教会の日曜礼拝に顔を出す
  40. ボーイスカウトに顔を出す
  41. 沖縄のあの飲み屋の大将に会う
  42. 北海道に行く(みのり)
  43. 京都に行く(ばっきー)
  44. 和歌山県太地町に行く(イルカ・鯨漁
  45. 生物学なソフトウェアを3つ提供する
  46. 断捨離をする
  47. 毎週土曜日の朝部屋の掃除をする習慣をつける
  48. WETな備忘録の読者80人突破する
  49. DRYな備忘録の読者80人突破する
  50. 毎月映画を見る
  51. パチンコで1万円使ってみる
  52. 競馬場に行ってみる
  53. 競艇場に行ってみる
  54. 合コンに行く
  55. ロボットレストランに行く
  56. 塩コップがやってる店行く
  57. 肉のアバンギャルド行く
  58. 坂口と飲む
  59. 携帯のメインをiPhone5から卒業する
  60. DTMやる、つくってSoundCloudに上げる
  61. SoundCloudの中の人と知り合いになる
  62. Twitterの中の人と知り合いになる
  63. Google社食で昼飯を食う(ぴんのせきさん
  64. Google社食で昼飯を食う(かきもとさん
  65. 小説を一本書く
  66. 知らない喫茶店か飲み屋を開拓する
  67. 電子書籍を読む環境を整備する
  68. brianに会う
  69. ayuねえさんに会う
  70. joに会う
  71. むねひろに(トルコで?)会う
  72. なんかクラシックなコンサートに行く
  73. アニサマ以外のライブに行く
  74. mograに行く
  75. 海に行く
  76. スノボーに行く
  77. (高尾山以外の)登山をする
  78. 靴を買う
  79. クラウドソーシングな仕事をひとつこなす
  80. 福岡に行く
  81. 部屋の模様替えをする
  82. THSの定期ミーティングに出席する
  83. 他のmeetupに参加してみる
  84. ディズニーランドに行く
  85. 音楽系のサービスあるいはアプリをひとつリリースする
  86. 換気扇の掃除をする
  87. 歯医者に行く
  88. 禿げ防止の薬とかに手を出す
  89. 親を旅行に連れていく
  90. 甥とお風呂に入る
  91. 妹と二人で酒を飲む
  92. 従姉妹と二人で酒を飲む
  93. 河合さんと会う
  94. Tシャツつくる
  95. 誰かを嬉し泣きさせる
  96. 髪を染めてみる
  97. ピアスを開けてみる
  98. PCを自作してみる
  99. RaspberryPiを動かす
  100. 新しい言語に触れる

追記

  • 「毎◯、××する」、はよくない。それを年換算して「◯回、××する」の方が達成未達成がはっきりする

WETな備忘録として

担々麺風ソーメンチャンプルー

材料

  • ソーメン 1束
  • オリーブオイル
  • 七味唐辛子
  • ごましゃぶのタレ
  • 塩胡椒

手順

  • ソーメン茹でる
    • 茹で上がったら湯切りして水で粗熱取る
  • フライパンにオリーブオイルたっぷり敷く
  • 熱くなったらソーメンぶち込む(飛び跳ね注意
  • 中火で塩胡椒(少々)と七味唐辛子(多め)を入れ混ぜる
  • 最後、強火にしてごましゃぶのタレを適量(1束なら大さじ3,4くらい)入れてさっと炒める

完成

雑感

  • オリーブオイルじゃなくてごま油使ったらどうなるだろう
  • さらに辣油使えば面白いかも
    • 今晩やってみよう
  • 担々麺の好みによるが
    • ごま寄りが好きならごましゃぶのタレ多めにすれば
      • ただし、ちょっと酸っぱくなる。それもまた担々麺っぽさではある

寿司とCOBOLとIngress

これは寿司 Advent Calendar 2014 - Adventarの16日目のエントリーです。

今年もこの季節が来た

クリスマス?馬鹿を言え。寿司納めだ。寿司に支えられた一年を寿司に感謝しつつ、寿司を食べる、そんなちょっぴりセンチメンタルなイベントだ。謎に毎年恒例になりつつある神楽坂すしアカデミーの食べ放題に今年も行ってきました。なお、神楽坂すしアカデミー、土日祝日で予約取ろうと思ったら最低でも1ヶ月前には取らないと多分無理っす。

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結論から言うと、寿司の食べ放題はもういいや、「食べねば」っていう貧乏根性が、寿司本来の崇高さを汚す。

COBOLとの出会い

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一緒に寿司食ったひとが、業務でCOBOL書いてるひとだったっぽくて、COBOLの話ちょっとだけ面白かった。せっかくだしHello, COBOL

% brew install gnu-cobol
% cobc --help

sushi.cob

        IDENTIFICATION DIVISION.
        PROGRAM-ID. SUSHI.
        PROCEDURE DIVISION.
        MAIN SECTION.
            DISPLAY "お寿司だいすき!".
            STOP RUN.
% cobc -x --free sushi.cob
% ./sushi
お寿司だいすき!

f:id:otiai10:20141216003953j:plain

なんかやってみようと思ってちょっとググったけど、いやー全くわかりません。日本語でORとかANDを書ける開発環境があるとかないとか。あまりにも僕の日常と違っていたので、あなたの知らない世界っぽくて面白かった。たしかにウェッブ系のひととしか交流ないからなー。

Ingressはじめました

行きし帰りしぽちぽちしてみた。よくわからんけど緑だった。

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歩きスマホになってしまってけっこう危険だな、と思った。Googleグラスがあればいいのに。グラスじゃなくても、ポータルがrangeに入ったら音声通知してくれて、スマホみなくてもhackとかできるサムシングがほしい。DIY、誰かすでにしてそう。

今レベル3。自宅の前が真っ青なので緑にしたい。(そういうゲームじゃない?)

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やはり中トロがおいしかった。

業務連絡、会社変わったけど、SuShi-Hackathonが開催されるようです(とはいえ主催僕じゃないのでSuShi-Hackathonという名前になるかは不明)。

あしたはt32kさんです

転職して、変わったもの、そして変わらなかったもの

これは、光 Advent Calendar 2014の8日目のエントリです。

転職をして2ヶ月がたちました

残り少ない20代をどう過ごすべきかと思い悩みはじめたら、猛烈な勢いで頭髪の生え際が後退したので、これはヤバいと思い転職をしたのが、ちょうど2ヶ月前になります。

もしかしたら僕以外にも、僕と同じような悩みを持っていて、人知れず禿げている人がいるかもしれません。このエントリでは、僕が転職の前に抱いていた幻想と、転職後に感じた現実、その差に何を思ったかを記録することで、そんな人たちの一助となればと願いながら書いています。

なぜ転職したいと思い始めたか

web系のエンジニアである以上、転職とは無縁ではないと思ってはいたものの、具体的に転職を考えはじめたの理由は、大きく分けて以下の3つの疑問もとい不満を抱いたからだと、当時は理解していました。

1. 自分のためになっているか

1つめは「この仕事をすることが自分自身にためになっているか」でした。「24時間のうち仕事に費やす時間が自己投資になっているか」と言い換えることもできます。

当時の僕にとって、当時の職場は「自分のためになっている時間」ではありませんでした。

  • 限られた業務範囲
  • 誰も目を合わせようとしない過去の遺産
  • 上流の事情でabortされるコミット

他にもいろいろな理由から、職場で過ごす8時間は、自分の時間を切り売りして換金する時間に過ぎず、それ以上のレバレッジがないように感じていました。いわゆる「若いうちは自己投資」という概念に触れる折、今のうちにもっとハッスルして仕事せねばならないのではないか、などの焦燥が頭をもたげるのを感じました。

2. 身近な人のためになっているか

当時僕は5人ほどのチームに属していましたが、プロジェクトとしてはほぼひとりで進行していました。さらに、そのプロジェクトは成果が数字ですぐ現れるようなタイプの仕事ではありませんでした。

ささいなことでも他人に認められたり感謝されたりすることが無いと、人はどんどん自信を無くしていくと思います。その期間が長いとさらに自己肯定感を喪失し「自分がこの場所にいてもよいのだ」と思えなくなります。いわゆる「居場所をなくす」ということです。

自分の居場所を確保するほどにも、僕は当時、僕が身近なチームメンバーに貢献できているかどうか自信を無くしていました。

(余談ですがこの時はじめて、かつて僕自身が、他人の居場所を奪う仕事をしていたことに気付き、彼らが去っていった理由を悟るとともに、胸が引き裂かれる想いでした)

3. 世の中のためなっているか

最後に、自分の仕事が、自分でも身の回りでもない人たち、つまりは世の中のためになっているか、です。

僕が従事していた事業はある程度収益を上げていたので、確かに市場から必要とされていたのだとは思います。しかしながら、望みがある人のための希望に、苦しみがある人のための救いになっていたかというと、甚だ疑問でした。むしろ、世の中に苦しみを増やしているのではないか、麻薬のように、とすら思っていました。

そんなことは全て嘘だ

上記の3つの疑問もとい不満を解消すべく仕事を探しました。いくつかの問題は解消され、あたらしい職場はとてもエキサイティングです。 一方で、僕が「転職」に対して抱いていたいくつかの期待は幻想であったということも知りました。

転職しても、頭をもたげる焦燥は何も解消されない

たしかに、技術要素は比べ物にならないくらい多く、責任も自分ひとりで負う(ほんらい全てそういうものなのだけど)形の仕事が増え、刻一刻と自分のすべきことは多く、仕事の8時間が自己投資に相当する割合は増えた。

しかしながら、それが「自分はこのままでいいのか」という焦燥を解消するものではなかったということに、転職してはじめて気づいた。というのも、「自分はこのままではいいのか」という疑問に対して分かりきった答えであるところの「自分はこのままではいけない」という結論に達した後すべきことは、特に環境に依存していなく、今の環境のまま何かしら対策ができるのだと知った。

いくら環境のせいにしつつも、自分自身を救うのは自分の自分による学習でしかないのだ。

チームに貢献などそもそもできない

「目に見える範囲の誰かに貢献できているだろうか」などと悩む暇などそもそも無いのである。仮に「周囲の誰かのためになっていない」と感じても「周囲の誰かのためになっている」と感じても、すべきことはただ一つで、結局はその場に生まれるソフトウェアがより良いものであるという一点でなのだ。もっと僕なりの言葉を使うなら、

きっと僕が気にするべきは「僕がいかにチームに貢献しているか」ではなく、「チームがいかにいいものを作るか」という点のみだったのだと思う。だけど今までの僕は「僕がいかにチームに貢献しているか」しか興味が無かったのだ。

転職しても、世のため人のためになるか否かは、巡り合わせでしかない

今の事業が世のため人のためになっているか否かは、結局従事者の主観によるところが多く、世のため人のためになっているか否かを判断するときは「その時の」そのひとでしかない。選ぶ段階で「世の中のためにならない」と思っていても、仕事を続けるうえで「こういう人の役にはたっているかもしれない」という解釈は後からできるかもしれない。

結局は

「プログラムは思った通りに動かないが、書いたように動く」というプログラマの格言がありますが、僕はこれがけっこう好きです。

これにならって、「人生は思った通りに進まないが、選んだ通りに進む」という事実が、ある意味、今回僕が見た光だった気がします。

後半だいぶ駆け足になりましたが、おわり

明日はya_401氏です

地球葬送曲 〜人類はガイアの癌か〜

まずはこれをご覧いただきたい。ちょっと前にけっこうバズった3分の動画です。これを見てあなたはどう思うだろうか。

MAN - YouTube

ガイア論

おそらく多くの人が「人間はなんて罪深い生き物なんだ」というような悲嘆の感想を持たれるのではないかと思う。

ところで、ガイア論、ガイア理論という考えがある。ガイア論とは「地球には優れた自浄作用と環境調整機構(体内環境恒常性: ホメオスタシス、と呼ばれる)が備わっており、あたかも地球全体でひとつの生命体とみなせる」とする説である。

「人間は、他の生物種を際限なく殺し、天然資源を貪り、ガイアの持つホメオスタシスを狂わせるほどに増殖している。これではまるで人間がガイアという生命体の『癌細胞』であるかのような挙動だ」

上記の動画や、それに類する環境保全主義者はしばしばこのように主張する。これ自体はぜんぜん真新しい表現ではなく、むしろ耳タコになるくらいよくある話だ。

癌細胞の特徴

一般的な「癌細胞」の定義について軽く触れたい。

悪性腫瘍(あくせいしゅよう、英: malignant tumor)は、遺伝子変異によって自律的で制御されない増殖を行うようになった細胞集団(腫瘍、良性腫瘍悪性腫瘍)のなかで周囲の組織に浸潤し、また転移を起こす腫瘍である。悪性腫瘍のほとんどは無治療のままだと全身に転移して患者を死に至らしめる[1][2]。 一般に癌(ガン、がん、英: cancer、独: Krebs)、悪性新生物(あくせいしんせいぶつ、英: malignant neoplasm)とも呼ばれる。

悪性腫瘍 - Wikipedia

細胞のDNAにはもともと「一定回数の分裂を終えたらそれ以上分裂できない」ようにプログラムされている領域がある。この一例としてよくテロメアが挙げられる。テロメアと呼ばれるDNA領域が細胞分裂を繰り返すとどんどん短くなっていき、これがなくなるとそれ以上細胞分裂できなくなる。この機能があることで、生物の体組織は異常に大きくなったりせず、全体のバランスが保たれるのである。

そしてお気付きの通り、癌細胞はこのテロメアが減らず、異常な細胞分裂を繰り返し、また本来あるべき場所以外に転移などし、自分の体細胞でありながら自分の体を蝕んで行くのである。

生命体としての「ガイア」

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なるほど、仮にガイアが一個の生命体だとするならば、人類の増殖の仕方は「癌細胞」そのものであるというのは納得できる理屈だ。

では、仮にガイアが一個の生命体だとするならば、ホメオスタシス以外にどのような特徴を備えていると考えられるだろうか。ここで「生命の定義」についても触れてみたい。

生物が無生物から区別される特徴としては、自己増殖能力、エネルギー変換能力、恒常性(ホメオスタシス)維持能力、自己と外界との明確な隔離などが挙げられる。

生物 - Wikipedia

生命の定義には諸説あるが、簡単に言うなら

  • 境界がある
  • 代謝がある
  • 恒常性がある
  • 自己複製する

となる。そしてもし仮にガイアが一個の生命体であるという立場に立つならば、ガイアはこれらの特徴を備えていなければならず、見事に

  • 大気圏を境に地球上生命の生息範囲が限られる(境界がある)
  • 太陽光エネルギーを地球上のエネルギーに蓄積・消費できる(代謝がある)
  • 地球上環境の調整機構がある(恒常性がある)

を満たしている。

が、しかし「自己複製」についてはどうだろうか。

ガイアが一個の生命体であり、生命が満たすべき特徴を満たしているとすれば「自己複製」という特徴を持つ必要がある。ガイアという「生物」における「自己複製」を妄想するならば、それはきっと「第二の地球をつくること」に他ならないのではないだろうか。地球にある程度似た形質を持つ惑星をもう1つ作り出すこと、それがガイアを一個の生命体として見た場合に、最も自然に考えられる「自己複製」の解釈だろう。

では一体、誰が「ガイアの自己複製」を担うというのだろうか...

テロメアが減らない「もうひとつの癌細胞」

生物の話に戻そう。

実は、体細胞の中には「もともとテロメアが減らず、理論上無限増殖が許された細胞群」がある。それが幹細胞であり、その最も有名なものが

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生殖幹細胞である。つまり精子(の元)だ。

生殖幹細胞はテロメアが減らない(テロメラーゼ活性がある)ので、理論上無限に精子をつくることができる。また、(みなさんごぞんじのように!)生殖細胞をつくり出す活動はたいへんなエネルギーを要する。

個体の貯蓄するエネルギーを大量に消費し、際限なく増殖を繰り返す生殖細胞

ガイアという個体においてそのような振る舞いをする細胞種を、我々はもう知っている。

それはヒトだ。

ガイアの思惑、人類の責務

ガイアを1つの生命体として見る人々は、ガイアを1つの生命体として見る以上、考察しなければならないのが「ガイアの自己複製」であり、そして一体誰が「その役割」を担うのか、担うことができるのか、という点である。

ガイアという1つの生命体は、第二の地球を生み出すために、自らの持つエネルギー資源を「ある細胞」に注ぎ込み、「彼ら」に「生殖」を担うはずだ。そして「彼ら」は必ずや「ガイアの自己複製」という使命をまっとうしなければならない。

逆に言えば「ガイアの自己複製」を実現できるのであれば、「彼ら」がガイアの持つエネルギー資源を大量消費するのも、「彼ら」が無限増殖を続けるのも、使命のためにはむしろ「ガイアの所望するところ」とも言える。

もしかしてその「彼ら」とは、我々人類なのではないだろうか。もしかして我々人類が母なるガイアのエネルギー資源を浪費するのは、むしろ母なるガイアの「思惑」そのものなのではないだろうか。

生命の死について

いにしえ、生命は「死」を持たなかった。単純な「分裂」により「自分と全く同じもの」を作り出すことによって「自己複製」を実現しており、そこには「個体としての死」という概念は無かった。

しかし、あるきっかけを境に「個体は死ぬ」ようになった。このきっかけとは「性の獲得」である。

単純な「分裂」ではなく、「有性生殖」によって「自己複製」を実現するようになってはじめて、個体は永遠に「全く同じもの」であり続けることができなくなり、「個体としての死」という概念を獲得することになった。

つまり「有性生殖」をする生物にとって「自己複製」の実現は死への一歩でもあるのだ。

ガイア論を説く者は口々に「人類はガイアの癌だ」「ガイアを殺すのは人類だ」と人類を責めるが、はたして本当にそうだろうか。ガイアを1つの生命体と解釈する以上、「自己複製」とそれに伴う「生命の死」から目を背けるのは、きわめてご都合主義の解釈であり、自己中心的な「似非ガイア論」ではなかろうか。

我々人類もガイアの一員である以上、ガイアが何をもって「自己複製」を果たそうとしており、どのような「死」を迎えるのかを考えるべきである。その結果やはり「人類はこれ以上増殖すべきではない」「エネルギー資源を消費すべきではない」となるかもしれないし、ひょっとすると全く逆の考えになるかもしれない。

しかしながら、いずれにしても、ガイアを1つの生命と見る以上は、ガイアの「死」について想いを馳せるのが、ガイア論者として避けることの出来ない思いやりなような気がする。

それが、母なるガイアへの愛であるような気もする。



おわり*1

*1:(このエントリは昔書いたガイアレクイエムもしくはラプソディ (前編)(後編)の書き直しです)

街コンに参加してきたので知見を共有いたします

拙者、先日都内某所で開催されました、噂の「街コン」というものに、友人とともに参加してきました。

その際に得られた知見や教訓などをここで共有させていただきます。

そもそも街コンとは何か

街コン(まちコン)とは、地域振興を目的とした大規模なコンパイベントのこと。 街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントである。 一般的な合コンと異なり、参加者は少ない場合でも100名以上、規模の大きいものでは3000名弱にもなる。 同性2名以上で1組となり、開催地区の定められた複数の飲食店を廻る。
街コン - Wikipedia

夜のもあるけど、主に土日の昼間(←ここ重要)にやってる。地域、といっても都会のひとつの街、たとえば恵比寿とか目黒とか、の複数の飲食店が貸し切りになっていて同時多発的に合コンが開催されててそれを回ることができる、ってイメージ。昼間にやるため、飲食店としてもアイドルタイムの有効活用になり嬉しいのだと思われる。

今回拙者が参加した街コンは、都内のJR沿線で男性100名女性100名で合計200名、飲食店は5店舗で、だから1店舗40名の男女が流動しつつ分散していることになる。40名といっても、1テーブルは必ず男性2名女性2名になるようになっていて、大人数でワーキャーという雰囲気ではない。

申し込み

拙者、友人と飲んでいたおり、「そうだ、街コン行こう」という話になってからおのおの家で街コンについてググりました。どうやらけっこうな頻度で都内で開催されているっぽいうえに、年齢層などの指定のあるものが多く、選びやすい感じになっている。ただ、数週間くらい前にはすでに満員になっているケースがほとんど。友人が「じゃあこの日のコレでいいっスかね」と連絡をしてきたので拙者「よいですねよいですねデュフフ」と返事をした覚えがあります。

申し込み者はもちろんメンバー登録しなきゃいけなかったんだけど、誘われる側(今回でいう私)は、特に登録しなくてもよかった模様。参加登録だけして、支払いは当日。ひとり頭約7000円ナリ。

当日の受付から乾杯まで

別の友人に「早めに行ったほうがよい」というアドバイスをもらって45分前くらいにいったら受付もう並んでやがってだいぶ萎えました。受付で男女数十人が別々にならんでガヤガヤしてるビミョーな熱気は多少気恥ずかしくなったでござる。

200人がどのように分散するかが疑問だったが、受付順に、最初の一店舗目で着席すべき店が決まっていて「はーい、あなたたちは2番のお店でーす」と言われ地図を渡される。この地図が同時に参加証なので、地図に書いてある5店舗はこの地図を提示すれば入れるという寸法。

店に着いたら着いたで、順に席に誘導される。もちろん女性も同様に誘導されるので、早く来すぎると乾杯までの30分近くシラフのまま初対面の女性と場を保たせなければならないのでござる。これは拙者、参ってしまった。気まずさを察して10分ほど女性がお手洗いに立ったときは死刑宣告をされたかと思った。

参加者の傾向とか

拙者、根はオタクだが、ひとたびお酒が入れば体育会ノリをrequire_onceできる能力を持ち合わせており、乾杯してしまえばあとは適当に話を合わせて盛り上げるだけだったのでラク。

今回参加したのは「1980年代生まれ限定」というものだったので、若くは25、老いては35までが参加している計算である。

しかしながら、今回同じテーブルにて話した女性は10人だったが、ほとんどが25~28歳だった。一方、男性のなかには30を超えているひとも居たように見受けられた。

これはおそらく不思議なことではなく、次のような推測ができる

  • 周囲の同年齢の結婚ラッシュに晒され危機感を覚えるのは比較的に25歳前後である
  • 25〜35までが参加できるイベントに30過ぎで参加すると相対的高齢であり、比較的不利である

まあ憶測ですけど。ともあれ、全体的には男性より女性参加者のほうが若い状態であった。

印象に残った会話

をつらつらと

  • 「プードルは毛が生え替わらないので必ずトリミングが必要」
  • 「乾杯までの30分は絶対間延びするので0次会をして一杯飲んでくるべき」
  • 「異業種交流会と思えばあまり緊張しないよ」
  • 「街コンで出会って仮に結婚までしたら結婚式で馴れ初めどのように紹介されるんだろうか、やや恥ずかしい」
  • 「職場では出会いが無い。出会う人脈が無い。街コンを期に友人を増やして、2次3次の交友関係が本命」
  • 『ボールルームへようこそ』という漫画が今アツい」
  • 「男性からグイグイ来てくれないから不服である」

などなど

おひらき、からの2次会

最初に指定される店で30分、同じ店で席替えして30分が終わると、あとはフリータイムとなって、自由に店舗移動できる。店舗移動しなくてもいいし、このまま誰にも告げずに去ってもよい。エスニックやイタリアン、中華などバリエーションのある店を点々としながら、そこにいた女の子とさっぱりお話して次の店へ行くスタンス。16:30ごろスタッフさんから「そろそろラストオーダーとなります。なお、このあとわたくしどもで2次会場を準備してありますので、別途2500円でご参加いただけます!あまり話せなかった方とお近づきになるチャンスです!」という告知がある。「これ払ったら都合9500円の参加費だわな...」と思いつつも、相方が狙っていた女の子がいるとかなんとかで、拙者一肌脱いで2500円払ったでござる。

2次会は完全立食で、たぶんその場にいたのは100人弱、ここでも不思議なことに男女比はわりと1:1に近い。相方が狙っていたおなごはほかの男もやっぱり狙っていて、ぜんぜんお近づきになれなかった模様。拙者はというと、適当な関西弁と適当な津軽弁を織り交ぜつつ、福岡出身の女の子とビールを飲んでおりました。

14:00開始ともあって、二次会が終わってもまだ19:00くらいで、飲み過ぎなければこの後の時間も有効活用できると思います。

まとめ

  • 2次会は別に行かんでよかった
  • 0次会は絶対にすべきだった
  • 単純計算で、合コンが男性1回6000円で女の子のアドレス2~3件と考えると、7000円で10件は割安ですね
  • 彼女を見つけに行く、という目的ではなく、異業種交流会および人間関係の新規開拓と思えば、日々の閉塞感を打破するよいきっかけだと思う
  • ただし、人並みのトークができる(もしくはそういう友人を連れる)必要はあると思う
  • 男性的な表現で申し訳ないが、参加している女性は意外と「若くて可愛い子」が多かった印象
  • 成果を重視せず、単に「日常に対するちょっとした刺激」と思って定期的に参加するのがいいのだと思う



いずれにしても、拙者たいへん疲労しました

WETな備忘録として